このあと少し階段を昇りやってきたのは「蛇(へび)滝」。ここからだとあんまり蛇っぽく見えないですが、
この辺りは柱状節理が歪んで倒れており、その姿が蛇の鱗のように見えるからこの名がついたそうです。うん、カニよりはそう見えます。
ここから橋を渡って向こう岸へ。滝々段々(だるだるだんだん)橋というユニークな名前です。
橋を渡って少しわき道にそれるとあるのが「エビ滝」。滝の部分がエビの尻尾、その手前の皮がエビの胴体に見えるからついた名称です。そう見ようと思えば見える、かな。
そして7つの滝の最も上流にあるのが「釜滝」。高さ22メートルで河津七滝中2番目に高い滝です。微妙に2段に分かれて落ちていきます。ここで仕事で疲れた体を癒し、マイナスイオンを一杯浴びましょう。
さて、ここからは来た道を戻り出合滝へ。さらに道を川下の方に歩いていくと最後の滝「大滝(おおだる)」に続く入口があります。ここは天城荘という旅館の敷地の中。かつては別に遊歩道があったんですが通れなくなりここを利用しています。
右下に水色っぽい何かが見えますね。これは天城荘の名物「大滝温泉」。今は天城荘はリニューアル工事中ですが日帰り温泉は営業している(10:00~16:00 おとなひとり1000円)ので大滝を眺めながら温泉を楽しむことができますよ!遮蔽物がなくてかなりあけっぴろげな感じではありますが…。
この時期、河津町にはカワヅザクラの見ごろを迎えます。桜を楽しみつつ、滝めぐりを楽しんでみるのもいいのではないかと思います。
編集部より:この記事はトラベルライターのミヤコカエデ氏のnote 2024年2月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はミヤコカエデ氏のnoteをご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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