投資でも同じことがいえます。

不動産投資で頭を悩ませる問題の1つが空室です。保有物件の空室に悩み、解決方法をあれこれ工夫している人がいますが、そもそも空室になりにくい物件を選べば良いのです。

例えば、地方の2桁の利回りの物件は、確かに高利回りですが、空室リスクが高く管理に手間とコストがかかります。

であれば、利回りが低くても、入居率が高く空室になりにくい東京23区の単身者向けの区分物件を選ぶ。

私が保有する国内物件は、ほとんどが東京23区の中心部に集中しています。このような都心物件なら賃貸需要が強く、そもそも空室対策をする必要はありません。

問題解決に忙殺されている人を見ると、本当に問題を解決したいのか、それとも悩んでいる自分が好きなのか。理解に苦しむことがあります。

嫌な人とは付き合わない、空室になりやすい物件は買わない。考えてみれば、極めて真っ当なアプローチです。

後は、やるかやらないかを自分で決めるだけです。

編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年2月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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