1年前から歯列矯正を始めました。歯並びを良くして、格好良くなりモテたいという野心は、「あまり」ありません。それよりも、これからの人生後半戦でも、自分の歯でしっかり食事を楽しめるようにしたいというのが目的です。

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ワイヤーを使った歯列矯正は想像以上に負担があります。

口の中に金属が常に入っていますから、口内粘膜が刺激されて口内炎になりやすくなります。一度傷付くと、治りにくく食べるのが億劫になって食欲が減退します。

また、食事の後の歯磨きも面倒です。歯ブラシが歯にうまく当たらないので磨くのに時間がかかり、デンタルフロスはワイヤーが邪魔になって使うことができません。口腔衛生上も望ましい状態では無いのです。

これがまだ当分続くかと思うと少し憂鬱です。

歯列矯正は、通常何本か歯を抜いてから矯正を進めていくようです。しかし私は歯を抜かれるのがとても嫌だったので「抜かないで矯正する」という条件で紹介された歯科医にお願いしました。

矯正を始めてから歯並びはずいぶん変わりましたが、歯の数が多すぎるせいか、歯が前に出るようになってきました。