アナログレコードの人気再燃は「コレクション性」と「高音質」の両立が要因?

音質の観点で見ると、アナログレコードはそもそも「デジタルではなく、CDには収録されない周波数も含まれている」点で極めて特殊な媒体と言えます。

あえて「デジタルっぽい」言い方をするならば、ハイレゾ相当の音源を再生できる媒体がアナログレコードです。CDやMP3やAACでは楽しめないレベルの音質を楽しめるものであることは、間違いありません。

アナログレコードの音質は「ハイレゾ」や「CD音源」より良いのか?
(画像は「photoAC」より引用)(画像=『オトナライフ』より 引用)

アナログレコードは「CD音源」より音質が良いかと言えば、規格上20kHzを超える高音はスパっと切られているCDに比べて「音質が良い」と言えるでしょう。当然、CD音源を下回るiTunes StoreのAACや従来の「着うた」などよりもアナログレコードは遥かに高音質です。

そしてハイレゾよりもアナログレコードの音質が良いかと言えば、今回の記事で述べている通り、ハイレゾは「アナログレコードに近しい」とは言えます。

アナログレコードの人気再燃は、ハイレゾレベルの高音質と、ジャケットの可愛さやコレクション性を両立した「アナログレコード」の商品としての魅力が、時代が変わって再認識されていると言えるでしょう。

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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