ニコ・ウィリアムズ 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は15日に行われたプレミアリーグ第16節マンチェスター・シティ(同1部)との”マンチェスター・ダービー”で逆転勝利。この試合でベンチ外となったイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードに退団の可能性が浮上している。

 ラッシュフォードは「僕個人としては新しい挑戦と次のステップに進む準備はできていると思う。僕が退団する時は恨みっこなしだろうね。マンチェスター・ユナイテッドについて否定的なコメントはできないだろうね。それが僕という人間なんだ」と移籍を仄めかしている。

 スペイン『Fichajes』によれば、ラッシュフォードの理想的な後継者としてユナイテッドはアスレティック・ビルバオ(スペイン1部)でプレーするスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(22)をリストアップしているようだ。

 2027年夏までビルバオと契約を結んでいるニコには5800万ユーロの契約解除金が存在しているという。ただ、今夏にも獲得を目指したバルセロナ(スペイン1部)やパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)も興味を示しており簡単なオペレーションではないようだ。

 ガーナ代表FWイニャキ・ウィリアムズを兄に持つニコは兄同様に抜群のスピードを生かしたドリブル突破を武器に背番号を10に変更した今季もここまでラ・リーガ16試合に出場して1ゴール3アシストを記録。今夏に開催されたユーロ2024では母国の優勝に大きく貢献した。