空気質測定について

筆者は今シーズンの空気質測定に、オランダのScapeler製のエアモニタを追加導入し、既に測定記録を開始している。

以下グラフは隣家の薪ストーブの使用状況を忠実に示す、点火から消火までの過程で煤煙が増減する様子を示した測定値である。

1分間隔の詳細な自動測定であるが、これらの詳細は稿を改めて紹介する。

蛇足だが、

筆者は「いわゆる環境活動家」ではない。

今後、筆者はX上での日本人との(時間と労力の無駄になる)議論は原則として行わない。

加害者側や被害者側共に前向きかつ科学的な議論ができないことが判ったからである。

被害者側の一部は組織的環境活動を目するが、その実態は暴言を肯定し「多種にわたる社会不満の代謝、私的怨恨晴らし、処罰要望」を非論理的な文言で主張するものであった。例えば反原子力・動物愛護・ワクチンや薬品問題・LGBT問題などは煙害とは原因も被害類型も異なり無関係であるが、それらも同位に位置付けて包括し主張する者も散見される。

筆者は「それは違う」と思うし、その凡そ戦術的とは言えない手法は、地域の煙害解決に平和的かつ効果的な寄与はしないと考える。

そのような「いわゆる環境活動家」たちと関与連携し活動を共にする気は筆者には全く無い。

筆者は例えばX上での各種被害者たちとは原則的には連携をしない。

さて、筆者の各論考に対し感情的に「酷い記事だ」との意見が有るのは承知しているが、そもそも「カーボンニュートラルだと理由付けし付近住民に煤煙悪臭を一方的に強いる」酷い行為と製品を一方的に推進展開してきたのは誰の側であるか考えるべきであろう。

他者の論考をして酷いと言うなら、その者自身が対案や「酷くない」論考を出してはどうか。

賛否両論を記録に残すことも重要であろうと思う。結果としてどの論考が正しかったのかは、後世の人たち判断に任せようと思う。

もしご意見や反論をお持ちであれば、ぜひこの誰にでも開かれている言論プラットフォーム「アゴラ」に論考を上げていただきたい。

最後にもう一つ。

勘違いし誤読する諸氏が多いので再度言っておくが筆者は「薪ストーブ暖炉完全禁止論」ではない。

一連の論考にあっては「極寒冷地以外の住宅地での薪ストーブ煤煙悪臭」「苦情が出る燃焼行為」のみを問題視しており、BBQやキャンプでの燃焼行為は問題無し、農漁業における「やむを得ない最小限の焼却」、人家の極少な過疎地や極寒冷地での薪ストーブや暖炉については許容していることを付け加えておく。

地域性を無視した焼却行為の全面完全禁止は恐らく現実的ではない。

まずそれぞれの事象につき、現段階で可能な対処法から「各論的に」俎上に上げ着手してゆくべきであろう。

編集部より:この記事は青山翠氏のブログ「湘南に、きれいな青空を返して!」2023年12月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は「湘南に、きれいな青空を返して!」をご覧ください。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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