クリスマスを控え、婚活パーティーが盛況だと、結婚相談所を運営している知人から聞きました。

パーティーで成果がなかった人が結婚相談所に入会するケースが多くなるため、12月は年間を通じて書き入れ時とのことです。

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待ち合わせ場所は慎重に

結婚相談所のシステムについて、簡単に説明します。婚活希望者が結婚相談所に入会する際は、戸籍抄本や納税証明書、給与明細、卒業証明書、誓約書などの提出が必須です。そのため、一般的なマッチングアプリにありがちな、年齢や経歴などの詐称ができない仕組みになっています。また、月額費について、男女の価格差はありません。

お見合いの際は必ず、ホテルのカフェを予約しましょう。席を予約せずにお見合いに挑むことは避けなければなりません。土日・祝日のホテルのカフェは、多くの人でごった返しています。待ち合わせ後、カフェに並んだものの、1時間待ちなんてこともざらです。相手を待たせてしまった場合、その時点で不成立となる可能性が高くなります。

婚活業界では「お見合い写真は3割増しが基本」といわれており、結婚相談所にプロフィル写真は、実物よりもきれいに見せているケースが多いです。わかりやすく言いますと、女優のような美人に会える可能性は低いということです。お見合いの際は、男女ともにスーツを着用するのが定番ですが、筆者はスーツをお勧めしません。

なぜなら、自分のプライベートな姿を相手にアピールできないからです。仮交際に発展したときにスーツを着用する人は少ないと思いますし、「お見合いのときと印象が全然違う」ということにもなりかねません。お見合いに臨むときはジャケットを着用しつつ、決め過ぎない程度にした方が無難だと思います。

男性の会話力が必要とされる

お見合いはマンツーマンなので、男性に会話力がないと話が弾みません。会話は簡単にうまくなるわけではなく、慣れも必要です。お見合いで最も多いのが、会話がかみ合わないケースです。

例えば、次のような会話です。