役者が渦を描くように後列に下がり、

コーラスが前に出る。この後、ソリストたちが一人ずつ登場。

お笑い芸人的な演技で大喝采のイェンデ。高音とても綺麗。

カーテンコール、ベルネームへの拍手とブラヴォで巨大なオペラ・バスティーユが揺れる。私も夢中で拍手拍手。あー、観られてよかったー。数日前は、演奏会形式になったそうだし、「くるみ割り人形」は初日も2日目も中止になり、相変わらず不穏なパリオペラ座の冬。

ベルネーム、ここ数年、マノンやファウスト、ロメオ&ジュリエットなど、フランスオペラに登場してるのに、チケット買えなかったりタイミング悪かったりで全然観られていない。来シーズンはどの作品で来てくれるのかしら。必見&必聴(インスタに、カーテンコールの動画あります)。

編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年12月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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