懸念材料としては、カンボジアの医療制度が日本に比べ脆弱であることです。急な体調不良の場合には、日本のような迅速な処置が受けられないリスクがあります。

相対的なコストの低さと住みやすさが注目されれば、日本人のカンボジアへの移住が広がる可能性が低くありません。そうなれば日本人に人気の物件は需要が高まり価格も上昇することが予想されます。

今は日本からの直行便が無くなってしまいましたが、プノンペンの新しい空港が出来れば恐らく直行便が復活して、より注目度が高まると思います。

未だにポルポトの大虐殺や地雷の国だと思っている日本人は一度プノンペンに行ってみることをおすすめします。日本の地方都市よりも豊かな生活を楽しむカンボジアの人たちに驚くことでしょう。

編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年2月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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