竹田恒泰「600箇所の内、明らかな誤りは3%程度、1000箇所以上で合格の大手も」
600箇所の内、明らかな誤りは3%程度でした。「もっと分かりやすく」「反対意見も書くべき」などが大半の指摘です。大手の東京書籍は地図帳で1000箇所以上の欠陥があっても合格しました。研究者なら、事実関係を確認してから投稿なさることをお勧めします。欠陥の指摘内容は文科省が公開しています。 YpFnshLGz0
— 竹田恒泰 (@takenoma) April 21, 2024
竹田氏は「600箇所の内、明らかな誤りは3%程度」「大手の東京書籍は地図帳で1000箇所以上の欠陥があっても合格しました」などと指摘しています。
教科書検定の結果については文科省が公開しており、「欠陥」と評される誤記、誤植、脱字など内容の同一性を失わないような訂正箇所数も掲載されています。
教科書検定結果:文部科学省
訂正申請における誤記、誤植又は脱字に係る訂正箇所数:文部科学省
山川の詳説日本史が検定でこんなんだった事を忘れてる人が多すぎるね
秦郁彦『日本人の常識 昭和史20の争点』 BVx7N8xse pic.twitter.com/FHW1FmjqtB
— ヴォルヴィーノ@読書垢 (@dokushoa) April 21, 2024
ほか、例えば山川出版の検定教科書である「詳説日本史」の2003年出版のものについても【563箇所】の訂正箇所が指摘されたことがあります。
こうした数百箇所の訂正部分が指摘された検定教科書は度々存在しており、現在の検定結果の公表の仕組み以前のものでは、歴史教科書だけでも検定意見として264箇所・237箇所・168箇所が付されているものがWEB上で見つかります。
なお、令和書籍とは関係なく日本の他の出版社による歴史教科書に記述について韓国政府が抗議しています。
韓国政府が日本の教科書検定に遺憾表明 日本大使呼び抗議 | 聯合ニュース
韓国の外交部は22日、日本政府が公表した中学校教科書の検定結果について、「日本政府が独島に対する不当な主張と歴史的事実に合致しない主張に基づいて記述された教科書を検定で通過させたことに深い遺憾の意を表す」との声明を出した。
~省略~
外交部の金烘均(キム・ホンギュン)第1次官は同日午後、日本の相星孝一駐韓大使を同部庁舎に呼んで抗議した。
編集部より:この記事は、Nathan(ねーさん)氏のブログ「事実を整える」 2024年4月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「事実を整える」をご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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