■セラピストの影響があった?
弁護士は声明で、フランケはビジネスパートナーであったヒルデブランドの影響で「歪んだ道徳観」に導かれた結果、虐待が発生したと述べている。
弁護士はまた「ルビー・フランケは献身的な母親である」と述べた上で、ヒルデブランドが「フランケの探究心を利用して、凶悪なものに捻じ曲げた」と主張している。
なおユタ州法では、故意に子供に重大な身体的傷害を負わせた場合、第2級加重児童虐待で起訴される可能性があり、1年から15年の懲役が科されるという。
■息子に拷問じみた虐待を行う
司法取引にはフランケによる生々しい虐待の詳細が記されており、現在12歳の息子に対し、壁座りや重たい箱を運ぶなどの肉体労働を何時間も強制する拷問を行っていたことが、明らかになった。
息子は十分な水を与えられずに夏の屋外で作業させられた結果、度重なる深刻な日焼けによる水ぶくれができていたという。
さらに食事を与えられなかったり、水を飲むと罰せられ、2023年7月に逃走しようとした際には手足を縛られ、手錠をかけられることもあった。そして、手錠が食い込んでできた怪我には、ダクトテープが巻かれていたそうだ。