中学校の昼食時間に生徒が国歌を流し、それを教師が「ふさわしくない」と指導したと報道され、ネット上で物議を醸している。

■学校の昼食時間に国歌を放送

ことの次第は29日、大分市にある中学校で昼食の時間中に広報委員会の生徒3人が校内放送で国歌『君が代』を流したところ、教師が放送室に駆け込み「ふさわしくない」と指導したとのことだ。

その後、3人の生徒のうち1人がその場で膝をついてうずくまり、体調不良を訴えたため学校側が早退させたという。

この学校では昼食の時間中に生徒が音楽を選んで放送しているそうで、普段ポップ系の音楽を流しているが、この日は放送時間が余ったため生徒の判断で『君が代』を使用。学校側は「生徒が悪ふざけで『君が代』を流したわけではないと思われるが、昼食の時間はふさわしくない。教師の指導も適切だった」と説明しているとのことだ。