一方ですでに教員になった人たちの一部は大変な状況のようです。公務員は日本社会の勝ち組ではなくなってしまったのでしょうか。
「この場から逃げたい」精神疾患で休職の教職員が過去最多の6500人超 CTltifr
— TBS NEWS DIG Powered by JNN (@tbsnewsdig) December 22, 2023
雑務に時間を割かねばならなくなった現状を改善すべきだという意見が多く聞かれますが・・・
教員の仕事はしっかりと授業をして生徒の学力を伸ばすこと。「しっかりと授業をして」の部分が軽視され、雑務や部活に時間を割かねばならなくなった現状を改善しないと。授業力のある教員を評価する仕組みが全く無い。
教員採用試験の倍率 過去最低の3.4倍#YahooニュースHslkKtoVrB
— 木村達哉 Tatsuya KIMURA (@KIMUTATSU129) December 25, 2023
しかし、現場改革は書類上では進んでいます。
文科省「教育委員会!ちゃんと学校に負担がないよう配慮しろよ!」
教育委員会「学校長!ちゃんと教員に負担がないよう配慮しろよ!」
校長「皆さんに置かれましては、休める時にしっかり休んで家族サービスにも務めてください(特段何の教務削減も配慮も無し)」
コレやぞ? OGYQ
— 虎津 (@Z7Mv8pyqhdGNa5Y) December 27, 2023
外部労働市場がなく転職ができないのに一方的にトップダウンにしたら職場は地獄になりますが、関係者の意識にそれはのぼっていません。それでも身分保障がいちばん欲しいものだということなのでしょう。
教員が欠員になるのは日本の教育行政が「学校をトップダウン組織にひたすら改組してきたこと」の当然の帰結です。現場の自由裁量権を奪い、こうるさく査定し、大量のブルシットジョブを与えて、あらゆる機会に自尊感情を傷つけておいて「教員のなり手がいない」といまさら驚いてどうする。 EgnFHgIttT
— 内田樹 (@levinassien) December 25, 2023
教育行政は原因がわからないまま対策だけが迷走しています。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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