会社経営者がSNSに自社の経営状態に関する投稿をしているのをよく見かけます。

中には、自慢げな投稿も散見されますが、何だか勘違いしている投稿も多いのです。

例えば、資産規模を誇っている社長がいたりします。

100億円近い不動産を所有していることを自慢している会社があったとしても、問題は純資産がいくらかです。

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バランスシートで言えば、総資産から負債を差し引いたものかま純資産になります。

100億円のアセットを保有していたとしても、95億円借り入れをしていれば、純資産は5億円に過ぎません。であれば無借金の資産10億円の会社の方が財務内容は優れていると言えるのです。

地方の不動産になれば、購入時よりも不動産価格が下落していることもあります。そうなると、純資産がマイナスということもあり得ます。

いたずらに資産規模を大きくするのではなく、資産と負債のコントロールをしていくのが経営者の財務手腕です。

資産規模と同じように、会社の売上を誇っている人もいますが、大切なのは利益です

売り上げ100億円で利益1億円の会社より、売り上げ5億円で利益2億円の会社の方が、無駄な取引をせず、効率的に利益を上げられているのです。

スタートアップ企業の中には、売り上げが伸びているのに、一向に黒字化しない会社もあります。