自分の投稿がつまらないから外されたのではないか?
自分の投稿が良くなかったのでは?
自分に興味がないから外されたのでは?

など、不安になってしまうものですが、そのような心配は杞憂です。たかだか、フォローのことで落ち込むなど愚の骨頂です。自分の価値を疑わず自信をもちましょう。

フォローを外されたとしても、何か悪いことをしたわけではありませんから、その人のために何もしなくて大丈夫です。放っておくのがベストだと申し上げておきましょう。

LINEの既読スルーも同じようなモノ

LINEの「既読」が遅いだけで、何度もスマートフォンやパソコンを開いてはチェックして、「まだ来ていない!」と気にする方がいます。なぜ気になってしまうのでしょうか?

相手の返信や既読が遅いと不安になったり、苦しくなったりしてしまうのはなぜでしょうか。既読の遅れで「私は嫌われているかも」「私の文章で相手が怒っているかも」と、相手の否定的な感情を想像してしまうからです。

あなたは、勝手に独りよがりで一喜一憂しているに過ぎません。勝手に相手の気持ちを想像して思い込んでいるだけなのです。会議をしていてもスマホばかり見ている人もいます。気になって仕方ないのでしょうか。

相手はまったく気にしていません。不安に振り回されているだけなのです。返信や既読が気になるという人への対応は、「あーあ、相手の気持ちを想像すればするけど不安になるんだな」と、放置しておくことがもっとも効果的です。

勝手にLINE相手に気持ちを巡らせて思いを増幅させて「独り相撲」をとるなんてバカバカしいですね。「ああでもない、こうでもない」と、相手の気持ちを一方的に推測してもなにも解決はしません。行ったり来たり繰り返しているだけですから。

本書にはこのような、日常によくあるイライラや悩みがわかりやすく解説されています。そろそろ、SNSのストレスフルな環境から解放されてみませんか。

尾藤 克之(コラムニスト・著述家)

2年振りに22冊目の本を出版しました。

「読書を自分の武器にする技術」(WAVE出版)

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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