20日、トランプ前大統領の伝記映画「ジ・アプレンティス」がカンヌ国際映画祭でプレミア上映された。監督のアリ・アッバシ氏は会場で、ファシズムの時代が再来しつつあると警鐘を鳴らした。
トランプ氏が司会を務めたリアリティ番組にちなんで名付けられた同作品は、「不動産王」として名を馳せるまでの若きトランプ氏が描かれているという。「キャプテン・アメリカ」シリーズのセバスチャン・スタンが主役を務めた。トランプ氏の元弁護士ロイ・コン役はドラマ「メディア王」のジェレミー・ストロング、妻イヴァナ氏を「続・ボラット」のマリア・バカローヴァが演じた。
上映後、スタンディング・オベーションが約8分間続いたと報じられている。