バロンくんをめぐっては、トランプ氏の信念はメラニア夫人と真っ向から対立しており、そろそろ公の生活に加わる時期がきていると考えているという。
ある情報筋は同サイトに「メラニア夫人の希望にも関わらず、彼(トランプ氏)は、ジュニア氏やイヴァンカ氏、エリック氏、ティファニー氏と同じ道を歩むと信じている」と語った。一方のメラニア夫人については、「自分の目の黒いうちは絶対にそうはさせまいと改めて明確にしている」と明かした。
ホワイトハウスを去った後、滅多に公に姿をみせることのなくなったメラニア夫人は、私生活を重視しており、交際範囲は主に息子と両親、数少ない友達や親しいスタイリストやヘアドレッサーに限られていると報じられている。
トランプ氏の再選に向けた活動への支持を公言しているが、昨年11月の出馬表明を除けば、選挙集会につきそう姿もない。マンハッタンの刑事裁判所にはじまる夫の一連の出廷劇にも姿を現していない。
ニューヨークタイムズによると、夫人の目下の関心事は、バロンくんの大学探しを手伝うことにある。パームビーチの私立高校に通うバロンくんは、ニューヨークの大学を検討しはじめているという。
ちなみに、不当な攻撃を受けているという考えではトランプ氏と一致しており、メディアにも不信感を抱いているという。英国のタブロイド紙デイリー・メールの読者であり、夫の報道を日々追っているという。
夫婦の不仲説はたびたび浮上している。今年5月、1990年代にニューヨークのデパート店でトランプ氏から性的暴行を受けたと主張する作家との訴訟で、トランプ氏が敗訴した後、婚前契約の見直しを迫ったとの噂が持ち上がった。一部では、トランプ氏の選挙活動を支援することを条件に、毎月の小遣いを増やし、17歳になる息子バロン君の相続分を増やそうと試みたとも伝えられている。