来年はMastercardの提供となるグッドウッドは、F1世界選手権75周年にモータースポーツの偉大なチャンピオンとチャンピオンシップを称える
新年を迎えてモータースポーツイベントの復活をカウントダウンするであろう年明けを見据え、グッドウッドは2025年の「フェスティバル・オブ・スピード presented by Mastercard」のテーマを発表した。「The Winning Formula – Champions and Challengers (勝利の方程式:チャンピオンと挑戦者たち)」だ。
7月に開催される世界最大のモータースポーツとカーカルチャーの祭典に集うクルマ、バイク、ドライバー、ライダーたちに焦点を当てるこのフェスティバル・オブ・スピードの年間テーマは、このイベントで何が見られるかをファンに示すものだ。
2025年のテーマ「The Winning Formula – Champions and Challengers」は、「F1世界選手権」の75周年にインスパイアされたものだ。1950年の初開催以来、F1の絶え間ない卓越性の追求は、あらゆる形態のレースにインスピレーションを与え、革新と野心を先導し、スピード、テクノロジー、デザインにおいて新たな基準を打ち立ててきた。
フェスティバル・オブ・スピードでは、このスポーツの「勝利の方程式」の探求を紹介し、過去、現在、未来のF1が一堂に会し、シリーズ史上最大の祭典が開催される。ファンは、モータースポーツの頂点に立つ伝説的なマシン、ドライバー、チーム、デザイナー、そしてパーソナリティを見ることができる。
また、20世紀初めに開催されていた自動車レース「ゴードン・ベネット・カップ」と「サウザンドマイル・トライアル」の125周年や、アルファロメオが画期的な「P2」で制した「世界マニュファクチャラーズ選手権」の100周年など、現代のモータースポーツを形作ってきた125年の競争と革新も「勝利の方程式」を鼓舞する。
フェスティバル・オブ・スピードは「世界耐久選手権」「世界ラリー選手権」「フォーミュラE」「インディカー」「ナスカー」「ダカール」「モトGP」「ワールドスーパーバイク」など、世界のモータースポーツの主要な選手権から参加者を迎えるというユニークなイベントだ。すべてのモータースポーツ関係者が「勝利の方程式」を祝うためにそれぞれの役割を果たす。
フェスティバル・オブ・スピードの創設者であるリッチモンド公爵CBE DLは、次のように述べた。「フェスティバル・オブ・スピードは、モータースポーツの豊かな歴史と遺産を振り返ることができるユニークな場であり、2025年に『勝利の方程式』という切り口でこれを実現できることをうれしく思います。
来年で世界選手権75周年を迎えるF1ほど、個人、チーム、車両、そして選手権が常に達成の限界に挑むという考え方を体現してきたところはないでしょう。先日、グッドウッドでモータースポーツ75周年を祝ったばかりですが、F1がいかに重要な記念の年であるかがわかります」
フェスティバル・オブ・スピードの”盟友”であるカルン・チャンドック選手は、次のように語った。「グッドウッドのチームは、いつも素晴らしいクルマ、バイク、ドライバー、ライダー、チームを集めてくれる。彼らが『勝利の方程式』のために何を、誰を用意したのか見るのが待ちきれないし、何か特別なもののハンドルを握らせてくれるかもしれないと期待しているよ!」
フェスティバル・オブ・スピードの詳細については、今後数か月のうちに発表される予定だ。
文・LE VOLANT web編集部/提供元・CARSMEET WEB
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