■「地獄を見つめている」との説も
「考える人」は、“近代彫刻の父”といわれる彫刻家オーギュスト・ロダンが制作したブロンズ像として知られている。ロダンがダンテの『神曲』に着想を得て制作した「地獄の門」の上部分の一部として制作されたもので、思索にふけるようなポーズは「地獄に落ちた人々を見つめている」との説もある。
『虎に翼』では「地獄」がキーワードの一つとなっていたこともあり、公式SNSに考える人が映るシーンの写真が投稿された際には、ファンから「寅ちゃんのことを謙虚だと言うライアンの後ろのロダンの『考える人』の像。これは『地獄の門』の一部で地獄を見つめていると紹介されてたのを思い出しました。…考え過ぎかな」とのコメントも寄せられていた。
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
提供元・Sirabee
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