JALとの大きな差
近年、JAL、ソラシドエア、ジェットスター・ジャパンをはじめとする国内航空会社では、CAの休憩時間を確保する取り組みが行われているとのことだが、なぜANAでは進まないのか。
「ANAのCAでは上司が部下を評価する制度があり、その評価によって賃金が上下するのに加え、個人の評価が他のCAにも公開され、これを会社による“見せしめ”だと感じるCAもいます。なので個人では怖くて会社に意見を言ったりすることができません」(ANA関係者)
また、別のANA関係者はいう。
「ANA労組は社員の出世の登竜門といわれるほど会社と一体化しており、組合員が勤務改善を訴えても、それを受けて経営側と交渉してくれるということは、まず望めません。一方、JALには経営側に対してしっかりものを言う客乗組合も存在するため、ANAよりは社内の自浄作用が働きやすいといわれています」
(文=Business Journal編集部)
提供元・Business Journal
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