エカニット・パンヤ 写真:Getty Images

 タイ代表MFエカニット・パンヤは、タイ1部ムアントン・ユナイテッドからの期限付き移籍期間満了により、2024シーズン限りで浦和レッズを退団。BGパトゥム・ユナイテッド経由でセレッソ大阪に加入する可能性が報じられていたが、J2所属クラブへのレンタル移籍する見込みだという。

 同選手の去就を巡っては、タイメディア『ball thai』が11月の時点で浦和退団、ムアントンからBGパトゥム・ユナイテッドへ完全移籍する可能性を報道。タイのサッカー事情に詳しいBebangpakong氏は11月末、浦和以外のJリーグクラブがムアントンと同選手の獲得交渉を進めていると伝えるなど、以前から2025シーズンも日本でプレーする可能性が取りざたされている。

 そんななか、タイ人ジャーナリストのJay Worrapath氏は12月12日、パトゥムがムアントンからエカニットを完全移籍により獲得した上で、パートナーシップ提携先であるC大阪へ期限付き移籍により放出すると伝えていた。

 しかし同氏は17日になって「(C大阪で)エカニットの出場機会が限られる可能性を考慮して、パトゥムはC大阪への移籍計画を変更。代わりにJ2クラブへのレンタルを検討している」とリポート。移籍先のクラブ名こそ挙げていないものの、プレータイムの確保という観点から、カテゴリーを下げる可能性があるとのことだ。

 なおパトゥムは2024年7月、タイ代表MFサーラット・ユーイェンをレノファ山口へ期限付き移籍により放出。しかし同選手はJ2の舞台で出場機会を得られず、わずか4か月でパトゥムへ復帰している。