アビスパ福岡は、町田ゼルビアのヘッドコーチとして黒田剛監督を支えていた金明輝氏の招へいにくわえて、東京ヴェルディからMF見木友哉を完全移籍により獲得することになったと公式発表。同選手の福岡加入コメントが、東京V加入時に似ていると、ファン・サポーターの間で話題になっている。
現在26歳の見木は2019年6月、ジェフユナイテッド千葉へ加入すると、2020年以降は主力選手として活躍。2023シーズン終了後に東京Vへ完全移籍したが、この時ヴェルディの公式サイトを通じて、以下のようなメッセージを残していた。
「ジェフユナイテッド市原・千葉から完全移籍で加入することになりました、見木友哉です。東京ヴェルディという歴史と伝統のあるクラブに加わることができて、非常に嬉しく思います。自分の力を最大限に発揮して、チームの目標を達成できるよう全力を尽くします。みなさん応援よろしくお願いします!」
その東京Vで背番号「10」をつけた同選手は、J1リーグ37試合の出場で4ゴール。チームの上位躍進に貢献したが、わずか1シーズンで福岡へ。完全移籍発表とともに、福岡の公式サイトでこうメッセージを残している。
「東京ヴェルディから完全移籍で加入することになりました、見木友哉です。アビスパ福岡という歴史と伝統のあるクラブに加わることができて、嬉しく思います。自分の力を最大限に発揮して、今よりさらに魅力あるチームにできるように頑張ります。またシーズンを通してフル稼働し、チームの目標を達成できるよう全力を尽くします。応援よろしくお願いします!」
いずれのメッセージも、冒頭文と2文目がクラブ名を除きほぼ同一であるほか、3文目も「自分の力を最大限に発揮して…」という構成に。東京V、福岡両クラブ公式サイトにおける加入コメントが、スクリーンショットによりXで拡散されると、「今季の活躍は感謝しているけど、どうしてもドライな目で見てしまう」「コピペだな」「日本版モラタだ」などの声が挙がっている。