昨季は堅守を武器にラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグを制したレアル・マドリード(スペイン1部)だが、現在は守備陣に離脱者が相次いでいる。直近のラージョ・バジェカーノ(スペイン1部)でも本職ではないフランス代表MFフランス代表MFオーレリアン・チュアメニがセンターバックで起用されていた。
昨季途中からオーストリア代表DFダビド・アラバが長期離脱しているマドリードは、ブラジル代表DFエデル・ミリトンが11月上旬にじん帯断裂の大怪我。スクランブル起用されていたスペイン代表DFダニエル・カルバハルも長期離脱していたほか、一時はチュアメニも負傷するなどセンターバッククライシスが起きていた。
スティージャ登録のスペイン人DFラウール・アセンシオがビルドアップやカバーリング能力の高さを武器にその穴を埋める見事な活躍を披露。上述したミリトンの負傷で訪れたトップチームデビュー戦のオサスナ(スペイン1部)戦ではイングランド代表MFジュード・ベリンガムのゴールをアシストを記録した。
直近の公式戦3試合ではスタメンから外れているラウール・アセンシオだが、スペイン『Fichajes』によれば、アストン・ビラ(イングランド1部)やニューカッスル・ユナイテッド(同1部)、ノッティンガム・フォレスト(同1部)の3クラブが関心を示しているという。
そして、スペイン人DFに関して将来的な買い戻しオプションと、移籍時の移籍金40%を譲渡することで1000万ユーロ(約16億1000万円)で売却する可能性があるとのこと。マドリードが契約延長に向けて動いているとの報道もあるなかで、どのような結末が待っているだろうか。