関口凱心 写真:Getty Images

 海外大手飲料メーカー『レッドブル』による大宮アルディージャ買収に注目が集まるなか、同クラブ所属DFDF関口凱心が欧州へ飛んでいる。

 関口は12月15日にインスタグラムを更新。町田ゼルビアからイングランド代表2部ブリストル・シティへ期限付き移籍中であるU23日本代表FW平河悠とのツーショットをストーリーズにアップしたが、自身の去就に関するコメントはなし。山梨学院大学時代のチームメイトと再会することが、渡欧の目的のひとつだと考えられる。

 また同選手は16日、エティハドスタジアムでマンチェスター・シティ対マンチェスター・ユナイテッド(マンチェスターダービー)を観戦したことを報告。この一戦は、シティが36分にDFヨシュコ・グヴァルディオルのゴールで先制も、ユナイテッドが終盤に2ゴールを奪い、逆転勝利を収めた。

 現在23歳の関口は、大宮の下部組織、西武台高校、山梨学院大学を経て、2023年4月に2024シーズンからの大宮加入が内定。特別指定選手として同月22日のJ2リーグ第11節・清水エスパルス戦でデビューを飾ると、プロ1年目の2024シーズンはJ3リーグ10試合の出場で2ゴール。クラブのJ3優勝・J2昇格に貢献している。

 現時点で欧州移籍の可能性は報じられていないものの、今後のさらなる成長やステップアップが期待される関口。シーズオフのイギリス訪問で刺激を受けているはずだ。