レアル・マドリード(スペイン1部)は14日に行われたラ・リーガ第17節でラージョ・バジェカーノ(同1部)と対戦。3-3の引き分けに終わり、暫定首位浮上のチャンスを逃したなかで、カルロ・アンチェロッティ監督はこの試合で本職ではないフランス代表MFオーレリアン・チュアメニをセンターバックで起用した。
マドリードは昨季途中からオーストリア代表DFダビド・アラバが長期離脱中。加えて、ブラジル代表DFエデル・ミリトンも11月上旬にじん帯断裂の大怪我で今季中の復帰は絶望的であり、トップチーム登録でセンターバックを主戦場としているドイツ代表DFアントニオ・リュディガーのみとなっている。
スペイン『ムンド・デポルティーボ』によれば、マドリードは守備強化のオプションとしてバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)でプレーしているエクアドル代表DFピエロ・インカピエ(22)の獲得に興味を持っているという。
母国エクアドルのデル・バジェでプロキャリアをスタートさせたインカピエは2021年夏にレバークーゼンへ移籍。危機管理能力と空中戦の強さ、ビルドアップ能力に優れた左利きのセンターバックで、今季はここまで公式戦22試合に出場している。
なお、エクアドル代表DFにはインテル(イタリア1部)も目を光らせているとのこと。その一方で、レバークーゼンも2027年夏まで契約を結んでいる同選手の残留を望んでいるようだが、今季は守備陣に負傷者が続出しているマドリードが獲得に動くことはあるのだろうか。