“最も邪悪なウェブサイト”とは――。絶対に訪れてはならないインターネット上のウェブサイトについてインフルエンサーが解説している。
■“最も邪悪なウェブサイト”とは?
インターネット上にさまざまな危険が潜んでいることは周知の事実だが、それでも被害者がなくなることはない。
見た目にまったく怪しいところのないサイトでも、一度クリックするとスマホやパソコンが乗っ取られ、抜け出すことはほぼ不可能なウェブサイトも存在する。その中にはおとり商法サイト(bait and switch websites)も含まれる。
オンラインアクティビティを保護、監視するサービスプロバイダ「NordVPN」によると、おとり商法サイトとは、実際の目的とは異なる体裁を装っている。
たとえば信じられないほどお買い得な商品を提示していたりするのだが、リンクをクリックしてもアイテムが入手できなかったり、実際の価格が高かったり、最悪の場合はコンピューターがマルウェアに感染したりすることもある。
TikTokで77万6000人のフォロワーを獲得しているSpooky氏は、ショート動画で「このようなウェブサイトにアクセスしないでください。あなたのコンピューターを破壊するだけでなく、精神をも破壊する可能性があります」と警鐘を鳴らす。そして絶対に訪れてはならない“最も邪悪なウェブサイト”を名指ししている。
そのサイトはすでに削除されはいるのだが、オンライン上には残骸が残っているため、絶対にグーグルで検索しないよう彼は呼びかけている。
「そのウェブサイトの名前はwomensalliance.xyzでした。そして、この『women’s alliance』は典型的なおとり商法のウェブサイトでした」(Spooky氏)
このサイトはフェミニスト女性のための権利と尊厳の拡大を目指すウェブサイトを装っていた。
しかし「Enter」をクリックすると、問題が始まる。
「スクリプトがコンピューターを乗っ取り、音量を最大にして全画面モードに強制します」(Spooky氏)
1990年の映画『プリティ・ウーマン』の主題歌が大音量で鳴り響く中、スクリーンには女性が拷問されている悲惨なビデオがノンストップで再生される。
コンピューターの電源を切らない限り、このサイトから出ることは不可能であるということだ。
Spooky氏の話を紹介した「LADBible」の記事では、騙されないための5つの心得を挙げている。それは以下の通りだ。
●常識を働かせてください。お得すぎる話は、おそらく本当ではありません。
●ネットサーフィンをするときは、マルウェア対策、広告ブロックソフトウェア、VPNを使用してください。
●信頼できるウェブサイトで奇妙な広告が出ている場合は、それが本物かどうか調べてください。
●曖昧な言い回しや文法の間違いがある広告は怪しいのでクリックしないでください。
●よく知っていて信頼できるウェブサイトを使用してください。
くれぐれも怪しい場所に近づくことなくネットコンテンツを楽しみ、ネットサービスを利用したいものである。
文=仲田しんじ
提供元・TOCANA
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