ニコ・ウィリアムズ 写真:Getty Images

 昨季は前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成したマンチェスター・シティ(イングランド1部)だが、今季は絶不調。11日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節ではユベントス(イタリア1部)に0-2で敗れ、直近の公式戦10試合で7敗目を喫した。

 スペイン『Fichajes』によれば、そんなシティは来夏にアスレティック・ビルバオでプレーするスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(22)の獲得に興味を持っているとのこと。同クラブはジョゼップ・グアルディオラ監督のもと、チームを強化する理想的な選手として白羽の矢を立てているようだ。

 今夏に開催されたユーロ2024ではスペイン代表の優勝に貢献したニコは今季から背番号を「10」に変更。スピードを生かしたドリブル突破を武器に今季はここまでラ・リーガ15試合で1ゴール3アシストを記録している。

 そのニコには今夏にも獲得を試みたとされているバルセロナ(スペイン1部)も依然として興味を持っているという。ただ、同クラブは財政難を抱えていることから、現在はシティがスペイン代表FW獲得レースでポールポジションに立っているようだ。

 なお、ニコは来夏にステップアップする可能性が高いとのこと。そのほかにも、アーセナル(イングランド1部)などからの関心も伝えられる同選手だが、下部組織から育ったアスレティックを離れて海外クラブへと挑戦することはあるのだろうか。