小菊昭雄監督 写真:Getty Images

 J2降格のサガン鳥栖は12月14日17時、2024シーズンまでセレッソ大阪を率いていた小菊昭雄氏の監督就任を公式サイトにて発表。しかし直後にページ閲覧が不可能となったほか、木谷公亮現監督の去就について公式発表していないことから、フライング発表の可能性が指摘されている。

 Xでは一時閲覧可能だった「小菊昭雄氏 監督就任のお知らせ」というページのスクリーンショットが拡散。これによると、小菊は「サガン鳥栖ファミリーの皆様」に以下のようなメッセージを送っている。

 「来シーズンからサガン鳥栖の監督として、指揮を執らせていただきます小菊です。監督オファーをいただいた際、クラブから非常に熱い想いに心が揺さぶられました。感謝の思いと同時に、明るい未来を確信しました」

 「今シーズン、皆様が経験された悔しい思いを、私もセレッソ大阪時代に経験しました。そこからファミリーが一丸となって這い上がり、クラブ・選手が大きく成長してきた時間を共に過ごされていただきました。その経験を糧に、来シーズンは必ず目標を達成し、多くの笑顔と感動をお届け出来るよう、闘ってまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます」

 小菊氏はオファーが届いたときの心境を明かしているが、17時50分現在ページが閲覧できない状態であることから、ネット上では「リリース時刻間違えたのかな?」「木谷さんの退任を出していないから、フライングなのでは?」といった声が飛んでいる。

 C大阪のスカウト時代に元日本代表MF香川真司を発掘したことで知られている小菊氏は、C大阪の強化部課長やコーチなどを経て、2021年8月から同クラブのトップチームを指揮。監督就任1年目から2シーズンつづけてYBCルヴァンカップで準優勝と結果を残したが、2024シーズンは夏場の失速もあり、J1リーグで10位という結果だった。