アウディの人気コンパクトSUV「Q2」がマイナーチェンジ。タッチスクリーン操作のMMIとアウディバーチャルコックピットプラスを標準装備するとともに、インフォテインメントシステムをMIB3にアップグレード。車種展開ではアウディのラインアップで最もコンパクトなクワトロモデルを新設定
アウディ・ジャパンは2024年12月4日、プレミアムコンパクトSUV「Q2」シリーズのマイナーチェンジモデルを発表し、同日より発売した。
車種展開は以下の通り。
Q2 35TFSIアドバンスト:430万円
Q2 35TFSI Sライン:468万円
Q2 35TDIクワトロ アドバンスト:461万円
Q2 35TDIクワトロ Sライン:499万円
SQ2:644万円
今回の変更は、機能装備のアップデートを図るとともに、アウディのラインアップで最もコンパクトなクワトロモデルとなる「35TDIクワトロ」を新設定したことが特徴である。
まず機能装備については、シンプルに操作できるアウディ独自のインフォテインメントシステムMMI(マルチメディアインターフェース)を、最新のMIB3にアップグレードしたことがトピック。合わせて、より大きくなった8.8インチタッチスクリーンを採用し、従来センターコンソールのロータリープッシュボタンがあった場所に便利な収納コンパートメントを配置して利便性を高める。また、メーターパネル内に高解像度の12.3インチ液晶ディスプレイを配し、メーター、DIS(ドライバーインフォメーションシステム)、地図表示などの機能を統合したアウディバーチャルコックピットプラスを標準装備。フルデジタルのメーターパネルには、速度計と回転計に加えて、ナビゲーションなどの情報を表示する。
先進安全システムの面では、ポジショニングランプやターンシグナルに加えてハイビーム/ロービームでも明るい視界を提供するLEDヘッドランプを採用。また、10km/h以上で走行中にシステムが先行車両に衝突する恐れがあると判断すると警告や衝突被害軽減ブレーキを作動して衝突の回避、または衝撃を軽減するアウディプレセンスフロントと、後退の際の後方視界を確保するリアビューカメラを標準で装備する。さらに、アウディサイドアシスト、アウディプレセンスベーシック、アダプティブクルーズアシスト、ハイビームアシスト、オートマチックテールゲート等で構成するコンビニエンス&アシスタンスパッケージや、Audi connect、アウディスマートフォンインターフェイスなどをオプションで設定した。
パワートレインに関しては、35TFSI系に“1.5TFSI”1497cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力150ps/5000~6000rpm、最大トルク250Nm/1500~3500rpm)+7速Sトロニックを、35TDI系に“2.0TDI”1968cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力150ps/3000~4200rpm、最大トルク360Nm/1600~2750rpm)+7速Sトロニックを、SQ2に“2.0TFSI”1984cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力300ps/5300~6500rpm、最大トルク400Nm/2000~5200rpm)+7速Sトロニックを搭載。駆動機構は35TFSI系がFWD、35TDI系とSQ2が4WD(quattro)を採用する。シャシー面ではアドバンスト系にスタンダートサスペンションを、Sライン系にスポーツサスペンションを、SQ2にSスポーツサスペンションを装備。シューズはアドバンスト系に7J×17アルミホイール 5ダブルスポークデザイン+215/55R17タイヤを、Sライン系に7J×17アルミホイール 5アームスターデザイン+215/55R17タイヤを、SQ2に8J×18アルミホイール 5Vスポークスタイル+235/45R18タイヤを標準で組み込んでいる。
提供元・CAR and DRIVER
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