昨季は前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成したマンチェスター・シティ(イングランド1部)だが、今季は絶不調。11日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節ではユベントス(イタリア1部)に0-2で敗れ、直近の公式戦10試合で7敗目を喫した。
スペイン『エスタディオ・デポルティーボ』によれば、チームの心臓で2024年度のバロンドーラーであるスペイン代表MFロドリが長期離脱していることに加えて不調なチーム事情も加味して中盤の強化に動く予定だという。
当初は日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダ(スペイン1部)のスペイン代表MFマルティン・スビメンディを狙っていたというが、諦めた模様。そして、現在はバレンシア(スペイン1部)でプレーするスペイン人MFペペルが獲得候補の最上位だという。
そのペペルは2028年夏までバレンシアと契約を残しており、リリース条項は1億ユーロ(約161億5000万円)に設定されているとのこと。ただ、シティはその4分の1の金額である2500万ユーロ(約40億3000万円)で獲得できると考えているようだ。
その一方で、バレンシアは今季のラ・リーガで最下位に位置。”裏天王山”となった直近のレアル・バリャドリード(スペイン1部)でも敗れるなどルベン・バラハ監督の去就も不透明となっている状況下のなかで、スペイン人MFはチームを好転させるためにバレンシアでのプレーにフォーカスを当てているようだ。