ヘナト・アウグスト 写真:Getty Images

 ヴァンフォーレ甲府所属のブラジル人MFヘナト・アウグストは、2024シーズン終了後の残留が決定的に。チームメイトのMFアダイウトンも顧客に持つエージェント会社『GR MARTINEZ』が、クラブの公式発表前に契約内容の一部を明かしている。

 同社の公式インスタグラムアカウントは、12月13日に更新。甲府のユニフォームを身にまとうヘナトの姿をアップした上で、同選手の去就について以下のように綴っている。

 「チャレンジに満ちたシーズンを終え、我々の選手であるヘナト・アウグストは、ヴァンフォーレ甲府とさらに1年契約を更新した。ヘナトは自分自身の価値を証明し、もう1年Jリーグでプレーすることになった。これは彼のハードワークと献身的な努力の賜物だ。おめでとう、そして2025年はさらに上を目指そう!」

 現在32歳のヘナトは、2019年から5シーズンにわたり清水でプレー。2021年以降は左ひざ関節軟骨損傷などの大怪我により手術を繰り返したことにより、リーグ戦で3試合の出場にとどまると、2023年12月8日に契約満了で清水を退団し、甲府へ加入している。

 甲府の一員として迎えた2024シーズンも、4月までコンディション不良により公式戦全試合でベンチ外だったが、5月3日のJ2第13節・大分トリニータ戦で復帰。以降はリーグ戦で13試合、YBCルヴァンカップで2試合、天皇杯で1試合の出場だった。

 なお『GR MARTINEZ』はヘナトやアダイウトンの他に、GKマテウス(東京ヴェルディ)、FWドゥドゥ(ジェフユナイテッド千葉退団)、FWマテウス・サウダーニャ(元千葉)、MFディエゴ・ピトゥカ(元鹿島アントラーズ)、FWサウロ・ミネイロ(元横浜FC)らを顧客に持つ。甲府のファン・サポーターとしては、アダイウトンの去就も気になるところだ。