ブラジル人FWエヴェルトン・ガウディーノは、ブラジル1部グレミオからFC東京への期限付き移籍期間が2024年12月31日に満了。母国メディアが同選手の去就に熱視線を送っている。
現在27歳のエヴェルトンは、ブラジル3部トンベンセFCからの期限付き移籍を繰り返す中、2023年1月にグレミオへ加入。同シーズンのブラジル1部リーグ戦28試合の出場で6ゴール2アシストと、スーパーサブとしての役割を果たしていたが、2024シーズンはスタメン出場4試合でノーゴール。グレミオで構想外と一部で報じられていた。
そんななか、同選手は2024年8月にFC東京へ期限付き移籍。8月24日のJ1第28節・京都サンガ戦でデビューを飾ったが、その後はリーグ戦でスタメン出場2試合、途中出場2試合と、新天地でもプレータイムを確保できなかった。
グレミオの専門サイト『Portal do Gremista』は12月12日に「グレミオ復帰?エヴェルトンの現状」という見出しのもと、同選手の去就を特集。レンタル契約に150万ドル(約2億3000万円)の買い取り義務が盛り込まれていることを紹介した上で「彼はグレミオとの契約を2026年12月まで残しているが、来シーズンの行き先はすでに決定している」とリポート。ただFC東京へ完全移籍、他クラブ移籍の可能性など、具体的な内容は報じていない。
なおブラジルメディア『Correio do Povo』は、FC東京移籍決定前の7月24日に「グレミオはエヴェルトンの獲得で、移籍金150万レアル(約4000万円)を支払っている」と報道。FC東京へ完全移籍の場合は、グレミオは同選手を5倍以上の金額で売却することになりそうだ。