ヴィッセル神戸所属の元日本代表FW武藤嘉紀は、J1連覇や天皇杯優勝を成し遂げ、2024年度のJリーグアウォーズでJリーグMVPとベストイレブンを受賞。退団の可能性が報じられる中、同選手のSNS投稿が話題を呼んでいる。
武藤の去就を巡っては、スイスにルーツを持つジャーナリストのリオネル・ピケ氏が8日深夜にXで「私が聞いたところによると、まだ何も決まっていない」と投稿。「神戸は彼を引き留めたいと考えており、契約延長のオファーを提示も、彼はまだサインしていない。FC東京復帰の可能性は低い」と伝えているほか、一部では神戸退団の可能性が報じられている。
そんななか、本人は12日にインスタグラムを更新。Jリーグアウォーズにおける自身の様子や家族、チームメイトとの記念写真をアップすると、こう綴っている。
「2024年、JリーグMVP、リーグ2連覇、天皇杯優勝、ベストイレブンと最高で幸せすぎるシーズンになりました!!」「僕を支えてくださった全ての方々に感謝いたします!!」「本当にありがとうございました!!!!」
この投稿には、元チームメイトのアンドレス・イニエスタ氏やMF橋本拳人がハートの絵文字で反応。ファン・サポーターからも祝福のメッセージが寄せられる一方で、「願わくば今後もヴィッセルで」「来年もトモニ闘いましょう」「移籍をしないことを願ってます」などと、神戸残留を願うコメントが殺到。間もなく神戸との契約が満了を迎えるだけに、同選手の去就に対する関心度が高まっている。
リーグ戦37試合の出場で13ゴール7アシストをマークした武藤。2024シーズンもFW大迫勇也、MF山口蛍、DF酒井高徳らとともにチームを引っ張っていただけに、多くの神戸サポーターが必要不可欠な戦力として同選手を高く評価している。