■たしかにキクラゲはあった
場所はJR有楽町駅から東京駅方面に向かう歩道上。ちょうど東京国際フォーラムと線路の間にある道で、料理店が連なっているエリアだ。
27日夜、現場に立ち寄ると、植樹されたベニバナトチノキの数本にいくつかのキクラゲを確かに確認できた。Xではびっしり自生していたが、すでに除去されたのか、記者が見た時点では合計3本の木にそれぞれ4〜5個程度。木の上や根本などにこっそり自生しており、近づいてじっくり見ないとわからないレベルだった。
記者が写真を撮っていると、近くにいた居酒屋帰りのサラリーマングループに「何してるの?」と話しかけられた。状況を説明すると「へぇ、しょっちゅうこの通りには来ているけど気づかなかった。ウマそう。食べられるのかな?」と興味津々。
とはいえ、夜にも関わらずキクラゲ周辺には無数のアリが蠢いており、相当なキクラゲ有段者でもその選択はとらないように思えた。