GMOインターネットグループで、インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ&AI株式会社は、保有する国内モニターパネル(※1)「JAPAN Cloud Panel」の4,914人を対象に、広告の「No.1」表記に関する自主調査を実施しました。
(※1)パネルとは、アンケート協力の承諾を得ている会員(モニター)の集合体
■調査サマリー
・広告に「No.1」表記があることで、約60%の人が購入の動機に影響すると回答
・「No.1」表記を見て、約半数の人が「よく売れている商品」と感じた
・「No.1」表記のデータ(根拠)を確認する人は、全体の1/3強に留まる
・広告の「No.1」表記で摘発を受けた企業のサービスについて、90%以上の人が今後の購入意向に影響すると回答
【調査実施の背景】
近年、広告の「No.1」表記に関する消費者庁の摘発が相次いでおり(※2)、多くの企業が合理的な根拠がない「No.1」表記をしたことで景品表示法違反(優良誤認表示(※3)に該当する)となり、行政処分を受けています。華やかな「No.1」の裏側には、消費者を欺く悪質な行為が横行していることが浮き彫りになってきています。
このような状況を踏まえ、本調査では、消費者の「No.1」表記に対する実態を定量的に把握し、今後の情報発信や広告活動における指針となることを目的としています。
【調査概要】
・調査テーマ:「No.1表記・広告に関する」実態調査
・回答者数:4,914人
・調査対象:20歳以上の男女
・調査期間:2024年5月23日(木)~2024年5月24日(金)
・調査方法:オンライン調査
【調査結果】
■広告に「No.1」表記があることで、約60%の人が購入の動機に影響すると回答
「No.1」表記が購入の動機に影響するかを質問したところ、影響する(かなり影響する・影響する・やや影響する)と回答した人が58.7%にのぼり、「No.1」表記が購入時の検討材料として大いに影響していることが分かりました。
提供元・RTB SQUARE
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