2024シーズンの明治安田J1リーグは、ヴィッセル神戸が優勝を果たし、サンフレッチェ広島や町田ゼルビアが上位に食い込むなど熾烈な戦いが繰り広げられた。この激動のシーズンを通じて、選手たちの市場価値はどのように動いたのだろうか。
サッカー選手の市場価値やクラブに関する詳細なデータを提供するオンラインデータベース『Transfermarkt』によると、J1の市場価値トップの選手は広島のMF川辺駿で、その評価額は 400万ユーロ（約6億2,981万円）に達している。2位は浦和レッズのMFサミュエル・グスタフソンが280万ユーロ（約4億4,818万円）。3位には川崎フロンターレのFWエリソンに加え、鹿島アントラーズのFW鈴木優磨とガンバ大阪のFWウェルトンが220万ユーロ（約3億5,194万円）と3人が並んだ。
4位には、得点王に輝いた横浜F・マリノスのFWアンデルソン・ロペスに加え、京都サンガのFWラファエル・エリアスとセレッソ大阪のMFヴィトール・ブエノの3人が200万ユーロ（約3億1,973万円）でランクイン。5位には、得点ランキングで2位となったセレッソ大阪のFWレオ・セアラが180万ユーロ（約2億8,777万円）で入った。
その他に気になる選手として日本代表クラスでは、広島のGK大迫敬介が170万ユーロ（約2億7,208万円）で6位タイに。柏レイソルのFW細谷真大が160万ユーロ（約2億5,610万円）で7位タイにランクイン。また、Jリーグの最優秀選手賞（MVP）に輝いた神戸のFW武藤嘉紀は、120万ユーロ（約1億9,205万円）で11位だった。
市場価値は選手のパフォーマンスや将来性を反映する重要な指標であり、これらの選手たちを中心に今後もJリーグが国外からの注目を集めることが予想される。
