新車を待ち切れないユーザーが中古車に流れている
現在の買取相場は高値傾向が続いています。今後も、国内の新車生産の増加が期待されるいっぽうで、海外の購買力が衰える気配がなく、買取相場はしばらく高値安定が続く見通しです。
トヨタは、国内向け新車登録を一時的に増やしてはいるものの、アルファード/ヴェルファイア、ヴォクシー/ノア、シエンタ、カローラクロス、ヤリスクロスといった人気車種が受注停止。
ダイハツも、前述したリコールの余波で納期遅れが発生し、小型車の相場を押し上げる要因になっています。
それを受けて新車を諦めたユーザーによる中古車の需要が引き続き高く、新古車や高年式車を中心に買取価格が高まっています。
とはいえ、高年式車に関しては高止まり傾向になりつつあるので、いま以上の高値買取はそれほど期待できません。
すこしでも高値での買取を期待するのであれば、最低でも4社以上の見積もりを取ってみましょう。
業者の買取価格は、その業者が得意とする車種や、独自の販路であったり、ユーザーからこの車種が欲しいという要望をうけているなど、さまざまな要因で数万円から多いときで10万円近くも変化します。