アウディ ジャパンは2024年12月5日、SUVタイプのEV「Q4 e-tron」シリーズを従来の「40 e-tron」からよりハイパワーで航続距離を伸長した「45 e-tron」にモデル変更して発売した。
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新たに2025年モデルとなるQ4 45 e-tronとQ4 45 e-tron スポーツバックは従来の40 e-tronを置き換えるかたちになっている。
Q45 e-tronのリヤに搭載される駆動用モーターは40 e-tronよりも60kW(81.6ps)/235Nmアップされ、最高出力210kW(285.6ps)、最大トルク545Nmを発生。0-100km/h加速タイムは6.7秒に達する。
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床面に搭載される駆動用バッテリーの総容量82kWh(正味容量77kWh)は、40 e-tronと同じだが、出力向上にもかかわらずWLTCモードの一充電走行距離は19km延長され613kmに伸長されている。
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充電は、200Vの普通充電は標準が3kWで、オプションとして最大8kWまで対応。急速充電はCHAdeMO規格の125kW出力に対応しており、125kW出力の場合は電力容量5%から80%までが38分で充電可能(理論値)となる。
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Q4 45 e-tron、Q4 45 e-tronスポーツバックともに、トリム仕様は「アドバンスト」と「Sライン」の2タイプを設定。「アドバンスト」はヘクラグレーのグリルと19インチのアルミホイールを装備。
Sラインはプラチナムグレーとクロームパーツを組み合わせたグリルを採用し、フロントバンパーやサイドシルの上部にセレナイトシルバーのアクセントカラーが加えられる。ホイールサイズは20インチで、車高を15mm下げたスポーツサスペンションが装備される。
また全グレードに、ブラックのアウディ・リングとブラックスタイリング・パッケージが新たにオプション設定された。
ブラックのエクステリアミラーハウジング、ブラックルーフレール(スポーツバックはオプション選択に関わらず非装備)を含む人気のスタイリングが装備可能となっている。
ライト類は、マトリクスLEDヘッドライト、LEDリヤコンビネーションライトを採用し、ダイナミックターンインジケーターを標準装備。このマトリクスLEDヘッドライトには、MMIを通じて4つのデザインから選択可能な、デジタル・デイタイムランニングライトを備えている。
価格
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文・Auto Prove 編集部/提供・AUTO PROVE
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