ウェルトン 写真:Getty Images

 ガンバ大阪所属のブラジル人FWウェルトンは、2024Jリーグ優秀選手賞を受賞。イスラエル代表MFネタ・ラヴィと同じく、残留の可能性があるという。

 現在27歳のウェルトンは、2024年2月にブルガリア1部PFCレフスキ・ソフィアからG大阪へ完全移籍。移籍金が280万ユーロ(約4億5000万円)と報じられたことで注目を集めていたが、J1リーグ32試合の出場で4ゴール6アシストと、1年目から攻撃陣の中心選手として活躍した。

 ブラジルメディア『365スコア』で12月11日に掲載されたインタビュー記事によると、本人は「特別なシーズンで、学びや驚くことばかりだったよ。G大阪で達成したことすべてにとても満足しているし、今後にむけてのモチベーションも高まっている」と、来日1年目を回顧。

 自身の今後については、「まだまだやるべきことはたくさんあるし、2025シーズンはG大阪のさらなる飛躍に貢献するべく、成長を続けることに集中しているんだ」とコメント。引き続きG大阪でプレーすることをほのめかしたという。

 また『365スコア』は、G大阪加入1年目の成績を紹介するとともに、「ウェルトンは個人成績にくわえて、ピッチ上でのリーダーシップと、日本のプレースタイルへの適応力が際立っていた。プレッシャーのかかる場面で重要な役割を果たした」と評している。

 なおG大阪所属選手では、ネタ・ラヴィの去就報道が話題に。イスラエルメディア『colbo news』は12月10日に「2025年もG大阪でプレーする」と伝えた一方、「古巣のイスラエル1部マッカビ・ハイファFCは、2025年1月の移籍市場に向けて、ネタ・ラヴィを有力な獲得候補のひとりとして考えている。今後、指揮官は彼に復帰するよう説得する」ともリポート。「1年の延長オプションが付いた3年契約、年俸はおよそ100万ユーロ(約1億6000万円)」と、同選手とG大阪の契約内容にも触れている。