パリオリンピック開会式で、セリーヌ・ディオン、レディ・ガガ、アヤ・ナカムラ、アクセル・サン=シレルがまとっていた衣装を観に、「ギャルリー・ディオール(ギャラリー・ディオール)」へ。

エッフェル塔からピアフを歌って世界を感動させた、セリーヌ・ディオンの衣装

通常展示を通って(通常とはいっても、衣装どんどん変わっていくので、何度来ても飽きずにワクワク)、後半エリアにお目当てが飾られてる。

これぞCD!なルックから始まり…

幻想の空間で

美しいドレスを眺め

グランヴィルの生家イメージの空間を過ぎ

ディオール歴代クチュリエの間 この空間、大好き CDの魂大切にしながら、ディオールを継いだ六人のクチュリエの個性がよくわかる 上の映像はどんどん変わっていって、それを見るのも楽しい

もちろん、展示ドレスも来るたびに変わってる 初期の三人、いいよね〜

仮縫いも素晴らしいアート 今回は、オリンピック開会式コスチュームが目的なので、前半の写真は厳選。

さあ、お目当てを眺めよう。

まずはレディ・ガガ、黒とピンクの衣装のオリジナルは、もちろんジジ・ジャンメール。ジジの衣装は、すでにディオールを離れ独立していたサン=ローランが作ってる。

羽一本一本の存在感と質感、それを重ね合わせた浮遊感、すごい。レディ・ガガが踊っているところ、もう一度観たい。

続いて、グラン・パレの屋根で”ラ・マルセイエーズ”を歌った、アクセル・サン=シレルのドレス。トリコロールをデザインした女神風の衣装に国旗、イメージはまさに”マリアンヌ”だったね。薄い生地の質感がとても綺麗。

横には、コーラスが身につけていた、3色の衣装。

最後は、レディ・ダイアナの衣装の両脇に、セリーヌ・ディオンとアヤ・ナカムラ(同じコーナーに閉会式に登場した歌手のドレスもあった)。

世界中が泣いただろう、セリーヌ・ディオンの衣装の煌めきが眩い。裾の滑らかなシルエットもとても美しく、神々しい。スーパースター、一度だけ遭遇したことある。オペラ座バレエでリック・オウエンが衣装つくった作品を観に来てて、帰る時、全身リック・オウエンに身を包んだ歌姫と、正面階段で偶然遭遇した。すごいオーラだったけど、出待ちしていたファンの高揚に圧倒された。