山口蛍 写真:Getty Images

 ヴィッセル神戸所属の元日本代表MF山口蛍は、FW大迫勇也やFW武藤嘉紀らとともにJ1連覇に貢献。12月8日開催の明治安田J1リーグ最終節・湘南ベルマーレ戦終了後に主将を辞任したが、同選手のインスタグラムアカウントが話題に。退団の憶測も飛んでいる。

 現在34歳の山口は、2018シーズン終了後にセレッソ大阪から神戸へ完全移籍。加入1年目から天皇杯優勝を成し遂げると、2020シーズン以降も中盤に必要不可欠な戦力として存在感を発揮。2023シーズンはリーグ戦32試合の出場で4ゴールを挙げ、クラブに初のJ1タイトルをもたらすと、背番号を「96」に変更して臨んだ2024シーズンは、7月13日の第23節・北海道コンサドーレ札幌戦までほぼ全試合でスタメン出場。しかし、8月26日の練習中に左膝外側半月板損傷、左大腿骨外顆軟骨損傷という大怪我を負い、シーズン後半戦は4試合の途中出場に終わった。

 同選手のインスタグラムアカウントでは、12月12日時点でJ1連覇に関する投稿がないほか、プロフィール欄から神戸に関する文言が削除。プロフィールのアイコンも変わっている。

 この変化に、ネット上では「山口蛍、プロフィールとプロフィール写真からヴィッセルが消えた…」「山口蛍は今シーズンまでだったのかな」「蛍、退団かも…」など、退団を予想する声が。一部から「どの写真、映像見ても蛍の笑顔が無さすぎる」などと指摘されている。

 ただ一方で「現実的に34歳のMFに億超えの年俸提示できるクラブは限られてるから、残留なのでは?」と残留を信じるサポーターも。「手術後中々パフォーマンスが戻らんのと、最後の大事な所で貢献出来なかったのでキャプテンとして責任感感じたのかな」など、同選手を心中を察するコメントもある。

 神戸所属選手では、2024シーズン限りで契約が満了する武藤の去就が不透明に。スイスにルーツを持つジャーナリストのリオネル・ピケ氏は8日深夜、Xで「神戸は彼を引き留めたいと考えており、契約延長のオファーを提示も、彼はまだサインしていない。FC東京復帰の可能性は低い」「まだ何も決まっていない」と白紙であることを伝えていた。