Jリーグ 写真:Getty Images

 ブラジル1部ECヴィトーリアから2部CRBへ期限付き移籍中のブラジル人MFジョアン・ペドロは、2025シーズンからJリーグクラブでプレーすることがほぼ確実だという。

 現在25歳の同選手は、身長185cmで右利きの守備的ミッドフィルダー。トンベンセFCなどブラジル国内複数クラブを渡り歩き、2024年1月にCRBへ加入。2024シーズンは、ブラジル2部リーグ27試合のスタメン出場で3アシストをマーク。9月以降はサイドアタッカーやインサイドハーフなど攻撃的なポジションでコンスタントに起用された。

 ペドロの去就について、ブラジルメディア『Futebol Bahiano』は11月27日に「CRBはペドロとの契約更新に興味を示していたが、今季をもって退団する見込み。彼は日本国内クラブと交渉する」とリポート。ペドロとECヴィトーリアの契約期間は2025年12月までであることもあわせて伝えていた。

 そんななか、CRBは12月10日になってペドロの退団を公式発表。くわえてECヴィトーリアの会長は11日、『Canto Rubro-Negro』のインタビューに応じた際、同選手をJリーグクラブへ放出することを明言。買い取りオプション付きの期限付き移籍で合意済だが、移籍先のクラブ名は明かさなかった。

 なおペドロのエージェント会社は、DFルーカス・オリヴェイラ(京都サンガ)、MFブルーノ・ジョゼ(ジュビロ磐田)、FWカピシャーバ(セレッソ大阪)なども顧客に持つ。またペドロは12月12日時点で、FWエロン(ベガルタ仙台)のインスタグラムアカウントをフォローしているが、Jリーグクラブアカウントのフォローはない。