Y.S.C.C.横浜(YS横浜)はJ3・JFL入れ替え戦で、高知ユナイテッドSCに2試合合計1-3で敗れ、Jリーグ退会・JFLへの降格が決定。第2戦の試合後、同クラブ所属MF田場ディエゴが倉貫一毅監督を起用法やチームマネジメントを批判したほか、チームの内情を明かしているが、こうした内部情報を公にするやり方に一部のサッカー関係者も反応している。
2019年からYS横浜でプレーしているディエゴは、第2戦終了後に自身のサイトを更新。「Jリーガーじゃなくなった日」というタイトルのもと、クラブの内部事情に綴ったが、その中で「ずっと同じ、人もメニューも、競争率のないチーム、色のないチーム、毎週同じルーティーンワーク」「戦術ではなく結局は気持ちと高校サッカーのような発言に度肝を抜かれる」「メンバーは失点に絡んだ者を変えて、練習メニューはやりたいこと」「自分と『仲良いメンバー』で挑んでいる印象」などと、倉貫監督を非難。
「(メンバーを)変えてたら降格はしていなかった」「絶対に試合に絡めない位置取りの選手が何を思うか」などと、指揮官のメンバー固定がJFL降格に至った主な原因だと主張したほか、「1シーズンで0試合の男には鬼の減俸での単年提示」と契約更新オファー内容も暴露。「満了を覚悟していたので喜ぶべきかとは思うかもしれないが、実際のところは前向きではない」と、YS横浜退団の可能性を示唆した。
このディエゴの情報発信には、賛否含めて様々な意見が噴出。YS横浜、倉貫監督のみならず、同選手のやり方に対しても疑問の声が挙がっているが、南紀オレンジサンライズFC(和歌山県社会人リーグ2部)元監督であり、シュワーボ東京(東京都社会人リーグ2部)で強化部スカウトを務める峯上裕樹氏も関心を寄せている。
同氏は9日にXを更新。「なんだろ。言いたい事は分かるけどめちゃ違和感を感じる」と切り出すと、ディエゴの情報発信について以下のように綴っている。