2024シーズンのJ1得点王に輝いた横浜F・マリノス所属のブラジル人FWアンデルソン・ロペスは、浦和レッズからの関心、残留の可能性が報じられているが、母国メディアのインタビューで自身の去就に言及。横浜FMと契約延長交渉についても語っている。
2024年6月に中東移籍、横浜FMと契約延長交渉の可能性が報じられたロペス。ブラジルメディア『Folha de Pernambuco』で12月10日に掲載されたインタビュー記事によると、ロペスは横浜FMとの契約期間が2024年末までであることを明かした上で、「契約更新について何度か話し合っているけど、まだサインはしていない」と現状を説明。
「スポルチ・レシフェのファン・サポーターからたくさんメッセージを受け取って嬉しいよ。僕にはスポルチでプレーするという夢がある。(ペルナンブーコ州のレシフェで過ごしていた)子供の頃からの夢だ。この先、どうなるか分からない」と、母国復帰への思いを語ったという。
一方、ブラジルメディア『VAVEL』で11月14日に掲載されたインタビュー記事によると、本人は横浜FMでのプレー続行を望んでいる模様。Jリーグ通算200試合出場を達成する可能性について問われると、「2016年に22歳でサンフレッチェ広島へやって来たとき、これほど日本で成功するとは想像できなかった」と語った上で、「(200試合出場を達成した後は、)Jリーグで250、300試合プレーしたいし、できたらマリノスのユニフォームでピッチに立ちたいね」とコメントしている。
2016年7月にトンベンセからサンフレッチェ広島へ期限付き移籍して以降、韓国1部FCソウル、北海道コンサドーレ札幌、中国1部・武漢と渡り歩いたロペス。絶対的ストライカーとして、横浜FMをJ1優勝やAFCチャンピオンズリーグ準優勝に導いただけに、多くのファン・サポーターが同選手の残留を願っている。