そこに決定打となったのが小西洋之の「サルのやること」発言でした。

【維新・馬場代表、立憲との「共闘」当面凍結を表明 「サル」発言受け】

日本維新の会の馬場伸幸代表は6日、立憲民主党の小西洋之参院議員が衆院憲法審査会の毎週開催を「サルのやること」などと発言したことを受け、立憲との国会での「共闘」を当面、凍結すると表明した。「(立憲との)信頼関係は今、完全に損なわれている」とした。

国会内で記者団に語った。馬場氏は小西氏が記者会見やツイッター上で行った謝罪について「全く中身は謝罪しているわけではない」とし、「本人に『申し訳ない』という気持ちがない」と指摘。小西氏が自身の発言を巡るテレビ報道について「(総務省の)元放送政策課課長補佐にけんかを売るとはいい度胸… ~以下会員専用~

(2023/4/6 毎日新聞)

維新の熱狂的な支持者は「維新は政策そっちのけで立民と共闘を模索し続けてきた」という事実を認めたくないとは思いますが、かつては反安倍で共産党とも手を組んで難癖の問責決議を出した事もあるのが維新です。

維新は立民との共闘を2018年頃からずっと模索していました。その都度立民の悪評と足立康史のような議員が立憲共産党との共闘を反対したりと、なかなか実現できずにいた話です。

今回の吉村知事の共闘発表はこれまで維新がずっと実現させようとしていた話がようやく実現したというものです。

主張している政策的には真逆な部分が多々ありますが、「政策なんかより選挙に勝って権力握りたいんだよ!」という事をはっきり選んだ形でしょう。

これまで維新がどうして票を取れてきたのかを考えたら自殺行為でしかないと思うのですが、中露に対して強く媚びてきた両党の立ち位置からすれば不自然ではないのでしょう。

編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2024年12月9日のエントリーより転載させていただきました。