東口順昭 写真:Getty Images

 ガンバ大阪所属の元日本代表GK東口順昭は、12月8日にパナソニックスタジアム吹田で行われた明治安田J1リーグ第38節のサンフレッチェ広島戦でコンディション不良により出番なし。試合後のSNS投稿が話題になっているほか、同選手の残留を予想する声も挙がっている。

 東口は10日にインスタグラムを更新。パナソニックスタジアム吹田で選手、ダニエル・ポヤトス監督、コーチングスタッフによる集合写真をアップした上で、こう綴っている。

 「今シーズンも応援ありがとうございました!個人的には怪我が多くて思うようなシーズンを過ごせなかったですが、よりサポーターの方々に支えられて過ごすシーズンになりました。チームは上位、ACLを達成できたので来季はさらに上を目指して自分も貢献していけたらと思います。まだまだ頑張ります」

 これには、ファン・サポーターから「来シーズンも一緒に」「来季も東口選手のチャント歌いたいです」など、同選手の残留を望むメッセージが寄せられている。くわえて「自分も貢献していけたらと思います」という文言をもとに、ネット上では「東口は残留かな」「少なくとも東口は来季もガンバでプレーするつもりだな」といったコメントも湧き起こっている。

 現在38歳の東口は、G大阪のジュニアユース出身。洛南高校、福井工業大学、新潟経営大学、アルビレックス新潟を経て、2013年12月にG大阪へ移籍すると、加入1年目の2014シーズンに正守護神としてJ1・ヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)、天皇杯の3冠達成に貢献。2015年以降も守備陣の中心選手としてチームを引っ張ってきたが、2022シーズン以降は出場機会が減少。2023シーズン途中に日本代表GK谷晃生の不調もあり、再びレギュラーに定着したが、今季は度重なる負傷離脱やGK一森純の好パフォーマンスもあり、リーグ戦での出番が無かった。