芥川賞作家の金原ひとみ氏が9日放送の『あさイチ』(NHK)に出演。離婚したことで起こった「変化」について語った。
■20歳で芥川賞を受賞
この日の番組は「老いの始まり」がテーマで、金原氏がVTR出演して自身の変化について語った。
2004年、20歳の若さで『蛇にピアス』(集英社)で芥川賞を受賞した金原氏。41歳になった現在、“老い”について「お酒が抜けにくくなったっていうのが顕著に表れている実感。夜眠くなるし、とにかく体力が全体的に落ちている」と笑う。
受賞当時の20代の頃について「何にでもかみつく人だった。『私はこういう人と仲良くなれない』とか、かたくなに心を閉ざして、『みんなを寄せ付けたくない』みたいな気持ちが強かった」と振り返る。
しかし、「30歳くらいから少しずつ他者を頼ったりとか、受け入れたりすることができるようになってきて、この10年でまたさらに『誰でもいいよ、仲良くできる』みたいな気持ちになってきた」と変化が。