■華々しくスタートしたが…
立浪氏は2021年オフの監督就任会見で「打つほうは必ずなんとかします」と宣言。打撃コーチには近鉄バファローズなどで404本塁打を放った中村紀洋氏と生え抜きスターの森野将彦氏を起用し、華々しくスタートした。
しかし中村氏は開幕から約1カ月半の2022年5月、2軍打撃コーチに配置転換。代わりに2軍から1軍打撃コーチに就任した波留敏夫氏も、この年を持って退団となった。
2023年から和田一浩氏が打撃コーチとなり、一定の手腕を見せたものの、チームは3年連続の最下位に。チーム再建を託された立浪氏だったが、前任の与田剛氏を下回る成績となり、責任を取って辞任した。