コール・パーマー 写真:Getty Images

 エンツォ・マレスカ新監督のもとで今季のプレミアリーグで2位に位置するチェルシー(イングランド1部)は、9日に行われたプレミアリーグ第15節でトッテナム・ホットスパー(同1部)に4-3で逆転勝利を収めた。

 この試合でも2本のPKを成功させたイングランド代表MFコール・パーマー(22)に対して、スペイン『Fichajes』によれば、レアル・マドリード(スペイン1部)が獲得に興味を持っているという。ワールドクラスの有望株でのチームの若返りを目論んでいるマドリードの補強戦略にマッチしていると考えているようだ。

 下部組織からプレーしたマンチェスター・シティ(イングランド1部)でプロキャリアをスタートさせたパーマーは、昨夏にチェルシー入り。リーグ年間最優秀若手選手賞やイングランドの男子年間最優秀選手賞を受賞するなどブレイクを果たした。

 今季もここまでリーグ戦15試合で11ゴール6アシストの数字を残しているパーマーはチェルシーと2033年夏までの長期契約を結んでいる。チェルシーはイングランド代表MFがチーム内で最も価値のある選手だと認識していることから、1億ユーロ(約159億5000万円)以下でのオファーに応じるつもりはないようだ。

 今夏に開催されたユーロ2024では決勝戦のスペイン代表戦では同点ゴールを決めるなど、国際舞台でも自身の価値を証明したパーマー。チェルシーの王様として今後もスタンフォード・ブリッジでキャリアを続けるのか、はたまた他クラブへと羽ばたくのだろうか。