元日本代表DF吉田麻也、DF山根視来所属のロサンゼルス・ギャラクシー(LAギャラクシー)は、12月7日開催のMLSカップ2024でニューヨーク・レッドブルズを下して優勝。全米制覇を成し遂げたが、吉田はFIFAクラブワールドカップ2025の出場権が与えられないことに不満を抱いている模様。同大会にはFWリオネル・メッシ擁するインテル・マイアミが開催国枠として参戦するほか、アルゼンチン代表DFニコラス・タグリアフィコ獲得が期待される浦和レッズも参加クラブに名を連ねている。
米スポーツ専門サイト『ジ・アスレチック』など複数メディアの報道によると、吉田はニューヨーク・レッドブルズ戦後の記者会見で、クラブW杯の大会方式等に言及。LAギャラクシーに開催国枠としての出場権が与えられなかったことについて、以下のように語ったという。
「MLSで優勝したにもかかわらず、ロッカールームには失望感が漂っている。各々の大陸や国のチャンピオンはクラブW杯に参戦するが、我々はそうではない。こうしたことがどのように決まっているのか分かっているので、これ以上は言わないでおこう」
クラブW杯2025は、6月15日から7月13日までアメリカで開催。2021年から24年の各大陸王者、開催国王者、FIFAクラブランキング上位の32チームが参加するが、インテル・マイアミに開催国枠が与えられたことには「メッシを参加させたいだけなのでは?」「メッシのための大会なのか?」など、海外で疑問の声が湧き起こっている。
なお一部米メディアの報道によると、LAギャラクシーと吉田の現行契約は2024シーズン終了後まで。しかし、クラブは同選手のパフォーマンスやチームに与える影響を高く評価。現在、契約延長に向けて動いているという。